筋強直性ジストロフィーで障害厚生年金3級を受給できたケース

相談者

男性(30代)/障がい者雇用

傷病名:筋強直性ジストロフィー

決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級

年間受給額:58万円

 

相談時の状況

お父様がジストロフィーと診断されたことにより、ご自身も心配になり受診したところ同じ診断を受けたため、診断後直ぐにご相談頂けました。まだ30代前半ですが、症状の進行が顕著なため障害認定日を待っての申請をご希望でした。

 

相談から請求まで

 初診日と障害認定日の病院が同じで、認定日を待っての請求となりました。今回ご家族様が年金事務所にもご相談をされ、対話の中で「もしかしたら20歳前からこの病気の症状がでていたかも知れないですね。」と言ったこの事が原因と解釈されてしまい、初診日が20歳以降だったにもかかわらず、過去の病歴聴取をし直し、出生時の頃からの病歴・就労状況等申立書の作成が必要となりました。結果的に病院への受診は全くなかったため当初のままの初診日でした。

 

結果 

障害厚生年金3級を受給することが出来ました。就労もなかなか困難な状態になっていたため、ご家族様におかれましては大変に喜ばれ、弊所も安心致しました。

障害年金のご相談の際に、年金事務所や市役所で良かれと思って話したことが思いもよらない方向に流れてしまうこともありますので、因果関係がはっきりしない事柄をお伝えになる前に是非とも専門家に一度ご相談されることをお勧め致します。