【専門家が解説】ご自分で障害年金の申請をお考えの方へ
今回は、障害年金をご自身で申請をするか悩んでいる方に「社労士に依頼をした場合違いがでるポイント」をお伝えします。
社労士に依頼するか・自分で申請するかの参考にしていただけますと幸いです。
自分で申請した方がいい場合について
時間的な制約がないのであればご自身で申請する事をお勧めいたします。
特に、①初診日が確定している、②保険料納付要件を満たしている、③障害状態が確定している際には、
ご自身で申請しても比較的スムーズに進めることが可能かと思います。
また、障害年金申請は、ネットや電話で予約を取って年金事務所にいくことで、手続きの詳細を教えてもらうことができます。
しかし、年金事務所に1回行っただけでは、申請の手続きを進めることはできません。保険料の納付要件を確認したり、必要書類を受け取ったり、申請書類を提出したりと、平均して5回ほど年金事務所に通う必要があります。
専門家に依頼する場合について
社労士に依頼するメリット
社労士に障害年金を依頼するメリットについて、①労力、②スピード、③受給可能性の3つの観点からご紹介します。
特に、受給までのスピードは社労士に依頼した際の大きなメリットになるでしょう。
専門家に依頼する最大の利点は、迅速な申請処理です。当事務所では、豊富な申請経験と専門知識を活かし、スムーズな申請を行うことができます。
過去の相談者や、自ら申請を試みた方の中には、次のような経験をされた方もいらっしゃいます。
- 申請の手続きがどこから始めれば良いのか分からなかった
- 年金事務所に何度も足を運んで書類を取得した
- 「病歴・就労状況等申立書」の書き方が分からなかった
- 年金事務所の予約がなかなか取れなかった
- 書類に不備があり、何度も病院に足を運ばなければならなかった
- 結局、申請には半年から1年以上の時間がかかってしまった
- 年金事務所に行くために何度も仕事を休まなければならなかった
ご自身で申請する場合、分からないことが多く、時間がかかり半年から1年以上かかってしまうというお声を多くいただいております。
さらに、遡及請求にいたってはご自身で行うのがとても難しいかと思います。
※遡及請求とは:通常の要求期間よりも長い期間(原則的には最大5年)にわたって遡って行われる制度です。
自身で障害認定日時の診断書を取得することは困難な場合もあり、遡及請求ができずに困っているというお声をよくいただきます。
そのため、専門家である社会保険労務士に依頼することをおすすめします。障害年金の申請は一度決定されると変更が難しいため、初回の申請は十分に慎重に行う必要があります。
最後に
障害年金はご自身で申請できるケースもありますが、社労士に依頼する事でご自身が申請するよりもメリットが生まれる可能性があります。
申請をご検討の方、ご自分で障害年金の申請をすることに不安がある方は、一度経験豊富な当事務所にご相談ください。