自閉症スペクトラム障害で就労支援施設で働きながら障害厚生年金2級を受給
相談者の方は、48歳の男性で学校卒業後は地元の工場で20年以上働いていたが、どうしてもミスが続くことにより退職することとなった。その後就労支援施設で働くこととなったが、そこで初めて障害年金について知ることとなった。
最初は年金事務所に聞きに行ったが、まるで理解できないため、ホームページを検索し弊所に相談に見えた。
最初の印象は、とても話好きで活発な感じがしたが、詳しく話を聞くと、職場でも指示をすぐに忘れてしまうなど、ミスを連発して、よく怒られているとのことだった。ただ、病院には行っていなかったので、一度受診をすることを進めた。その際、仕事場でのミスや日常生活上での困りごとを、きちんとメモにしてドクターに現状をきちんと理解してもらうように話をした。
医師の診断は自閉症スペクトラム障害で、1年半後に診断書を作成してもらい、裁定請求したところ障害厚生年金2級が決定した。