統合失調症で障害基礎年金2級を受給できたケース

相談者

男性　30代／無職

傷病名：統合失調症

決定した年金の種類：障害基礎年金2級

年間受給額：78万円

相談時の状況

学生時代から家族関係に問題があり、大学入試に失敗したことが始まりだった。
その後、将来不安を感じ段々とうつ状態になり対人関係も上手くいかず何事にもマイナス思考になっていったことで病院を受診した。その後も仕事や対人関係は困難な状態だった。

相談から請求まで

初診時は「うつ病」と診断され治療を行っていたが、転医した病院では「統合失調症」と診断された。障害認定日の頃の症状も良くなく遡及請求を考えていましたが、認定日の頃の診断記録はほとんど無いに等しかった。
診断書の内容は軽いものになっていました。

病歴がかなり長いことと、病院も何件も通院されていたことで書類作成には特に丁寧な聴き取りが必要でした。

幸いに相談者様は日記をつけておられたため非常に参考になり随分と助けられました。

結果

障害認定日での請求は認められず残念でしたが、「統合失調症」として現在の診断書で障害基礎年金2級を受給することが出来ました。少しでも生活の助けになりますと幸いでございます。