感音性難聴で障害基礎年金1級を受給できたケース
相談者
男性(50代)/無職
傷病名:感音性難聴
決定した年金種類と等級:障害基礎年金1級
年間受給額:97万円
相談時の状況
50代後半で、物腰の柔らかいご相談者様でした。明確な原因は不明で、もしかしたら子どもの頃の高熱が要因かもしれないとのことでした。聴力レベルは100dB以上で、これ以上の検査が出来ないほどの状態でしたが、今まで「障害年金」を知ることも無く、また就労もなかなか難しい状況だったことから病院への受診も不定期のものとなっていたそうです。
相談から請求まで
病気の発症から50年ほど経過しているため「受診状況等証明書」の作成は困難でした。初診の証明が必要なため16歳の頃に取得した障害者手帳の診断書の写しでもあればと依頼をしたところ、県に大切に保管がされていました。過去の障害者手帳にも交付日の記載があり、20歳前傷病としての申請が出来ました。
結果
障害基礎年金1級を受給することが出来ました。一見普通に見えてしまうことで、職場では難聴者の苦悩が周りには理解されておらず、なかなか就労も困難な状態だった。精神的にも辛い日々を過ごされたため少しでも今後の生活の助けになれば幸いでございます。