うつ病による請求事例2
ご相談に来た時の状況
ご相談にみえたのは、70歳代の女性でした。お話を聞いてみると54歳になる息子さんが、10年以上前に北海道で勤務していたときうつ病になり、以来出社と休職を繰り返しているとのことでした。
現在は岐阜に帰ってきているが、会社を休職しており退職勧奨を受けており、嫁と子供を抱えどうしたらよいか途方に暮れている様子でした。
社労士江西によるサポート
まず、初診日を確定するために本人とヒアリングをしました。本人はかなり記憶があいまいで、病院名や通った順番など忘れていることが多かったですが、ゆっくりと時間をかけて少しずつ記憶を呼び戻しながら聞いていきました。
ヒアリングで明らかになった病院に一つ一つ問合せをていきましたが、初診だと思った前に別の病院に受診していたり、やっと突き止めた初診の病院が廃院になっておりかなり苦労しましたが、なんとか初診を確定できました。
その後、診断書を医師に書いていただきましたが、就労状況欄に給料31万円と記載しておりました。そこで実際の就労状況を細かく具体的に申立書に記載していきました。
結果
初診日の確定にかなり苦労しましたが、お母様の協力もあり、なんとか障害厚生年金3級を受給できることとなりました。
その方がもらえる金額は、次回の更新日までの累計で5,600,000円となり、大変喜んで頂きました。