統合失調症による請求事例

ご相談に来た時の状況

最初は生涯学習センターで行っていた無料障害年金相談への申し込みでした。
新聞に掲載された小さな告知記事をみて応募されました。
小柄な女性で、話を伺うと平成12年頃親しい友人の死にショックを受けてそれから不眠や不安感が始まったとの事でした。

 

社労士江西によるサポート

詳しくお話を伺うと、障害認定日前後には食事もとれなくなり体重も35㎏まで減少してしまい、現在はやや回復しているがまだ一人では生活できない状態でした。
私としては生活状況から2級程度は可能性ありと感じましたが、勝負は受給状況等証明書が取れるかどうかだと感じました。
幸い最初の病院でカルテがまだ保管してあり無事受給状況等証明書を取得することができ、その後障害認定日のものと、現在のものの2通の診断書を作成していただきました。
病歴・就労状況申立書は、なるべく具体的なエピソードや服薬している薬の名称を盛り込み作成しました。

 

結果

無事遡って受給することができ(5年の遡及、390万円の受給)、わざわざその報告に母親と来所されたとき、突然泣き出してしまい何度もお礼をして頂きました。
こちらもついもらい泣きをしそうになり、あらためて素晴らしい仕事だなと感じ、もっと頑張ろうと思った日でした。

 

関連記事

「統合失調症」の受給事例